こんにちは、熊本事務所のau48です。
サーバ構築のアレコレやLinux絡みの記事を発表していきます。

LAMPという言葉をご存知でしょうか。
あの魔法のランプと同じ綴りです。

Webサービスの開発を行う場合、まずは”環境”を構築しなければいけません。
いわゆるサーバのことなのですが、それって何でできてるの?
という質問に対しての答えが”LAMP”です。

LAMPとは次のOSやミドルウェアの頭文字を取ったものです。

L…Linux
OS。WindowsやMac(現macOS)が有名ですがLinuxも歴史の古いOSです。
ハードウェア含めてコンピュータの基本的な制御を行います。

A…Apache
WEBサーバ。コンピュータ内のファイルを外部(インターネット)に公開したり、
外部からの要求でプログラムを実行して表示したりしてくれます。

M…MySQL
データベース。ユーザーの情報やその他諸々の情報を蓄積します。
プログラムを通して中身を追加、編集することができます。

P…PHP(ほかにもPerl、Pythonなど)
プログラミング言語。Webサイトにログイン機能を追加したり、
問い合わせフォームを設置したり…いろいろなことができます。

この”LAMP”というソフトウェア構成は非常に長い間採用されています。
最近ではLinuxにかぎらずWindowsやMacを使ったり、
ApacheはNginxというソフトを使うこともあるようですが、基本は同じです。

なぜこの構成かというと、これらすべてはオープンソースであり誰でも無償で利用、
また改良することができるからです。
世界中のユーザーによって日々改良、更新が行われており非常に質の高いソフトウェアなのですが、
その反面サポート窓口や保証はありません。
トラブル対応で困ったときは自分で情報を収集して解決しなければいけないという点にはご注意を。

簡単にWEBの世界に飛び込める、魔法のLAMPで願いを叶えましょう。

以上、LAMPについてのお話でした。