こんにちは、福岡事務所のTです。
昨今、AI技術が活発化する中で、興味深い使われ方をしている事例を発見しましたので、ご紹介します。
それは、交通機関や商業施設などで拾われた落とし物を撮影し、画像識別AIを活用して特徴をクラウドに登録するというものです。
落とし物の持ち主は、LINEや専用サイトを通じて特徴を検索することで、スムーズに探し出すことが可能になります。
このサービスは「落とし物クラウドfind」(https://service.finds.co.jp/) という名前で、現在、JR九州、日本交通、西東京バスなどの交通機関や、商業施設では高島屋やAMU ESTといったさまざまな企業で導入されているようです。
さらに、今年の2月からは近畿大学で試験的に導入運用が始まる予定とのことです。
特に、近畿大学東大阪キャンパスでは月間約600件もの落とし物が届けられており、これまで職員が電話やメールで対応していたそうです。
このサービスを導入することで、LINEでの問い合わせが可能となり、返却率の向上や事務職員の負担軽減が期待されています。
また、問い合わせ対応や落とし物登録にかかる時間を平均で80%削減できる見込みとのことです。
他にも、面白いAIの活用例として「アパレル在庫商品とインフルエンサーをマッチングさせるAI」や、「姿勢の歪みを発見するAI」などがあります。
さらに、韓国では対話型AIを搭載したスマートフォンの開発が活発化しているようです。
こうしたAI技術の進歩が目覚ましい中で、弊社でもAIの導入を積極的に進めています。
私自身、まだAIについての知識は十分ではありませんが、今後も世の中の動向に目を向けながら、AIを活用して楽しく挑戦していきたいと思っています。