こんにちは、熊本事務所のauです。
みなさんはニュースサイトやSNSを利用されているでしょうか。
近年はSNSの普及に伴って情報発信が簡単になりましたが、
案外ニュース専門のサイトなどでも裏付けのしっかりしていない情報が溢れてきました。
例えばニュース本文と食い違う恣意的なタイトル。
例えば立場ある専門家が数字のトリックを使った誘導をおこなうなど。
それらに釣られてSNSで誤った情報を広めることが常態化しています。
本年元旦の震災でも問題になりましたが、現在のSNS社会では
些細なデマでも正義感に駆られて瞬時に拡散される怖さの中に生きています。
このため、利用者にもリテラシーが問われる事態が続いています。
正しい情報だけを選ぶのは非常に困難ですが、明らかに間違った情報は調べればわかります。
システム屋としては口コミ系サイトのコメントなど、サービス利用者や顧客へ不利益をもたらす迷惑コメントへの対処が求められます。
現在のAI判定であればセキュリティ問題のようにシステムで解決できそうですが、昔から掲示板で使われる禁止ワードなどと同様の言葉狩りには変わりがありません。
結局、文面や反応からネガティブな文章の判定はできても、その情報の成否となると難しいものがあります。
やはり簡単に騙されないためには個々人の注意が必要であり、情報の裏付けが難しいのであれば、
発信者の過去の言動を確認すること、反対意見の過去の言動を確認すること、それぞれが自分の価値観に沿っているのかで判断しましょう。
但し、それで得たものが正しい答えだとは限らないので後々の確認が大事です。
情報を受け取る際には、強く断定する情報、逆にソースを出さないあやふやな情報、どちらにも危険性が潜んでいます。
情報を発信する際には、送信する前に一度保存してから落ち着いて読み直すことです。
SNS等のサービスとの付き合い方には気を付けてください。
このようなブログを書きましたが、炎上を避けるため添削で毒のある文章を大幅に削除しています。
リテラシーという言葉は本来「読解力」のような受け取る力なのですが、現代において最も求められるのは誤った情報を「発信しない」力ではないでしょうか。