こんにちは!熊本事務所のジャンカーです。
突然ですが、みなさんはSolid State Drive(略してSSD)を使用されていますか?
現在販売されているPCにはHDDに代わってSSDが搭載されており、PCを高速化させるためには欠かせないパーツとなりました。
私が初めてSSDに触ったのは8年前で当時120GBで6000円とちょっと高かったのですが、今では240GBで3000円程度と手頃な価格で買えるようになっています。
今回は先日とある経緯で不要になったPCを頂いて、そのPCの環境を再構築する際にHDDとSSDではどれくらいの時間差が出るのか改めて気になったので検証してみました。
【PC環境とパーツの紹介】
頂いたのはDELLのOptiplex 3020M という元々Windows8 ProがインストールされていたPCです。
スペックは以下の通りとなっています。
OS | Windows10Pro 64bit |
CPU | Intel Corei5 – 4590T |
メモリ | 16GB |
使用するHDDとSSDです。
HDDは東芝製の750GB(使用時間は300時間ほど)、SSDはApacer製の240GBとなります。
SSDは1980円と相場より少し安めですが、中古品を買ったのでどれぐらい使用されていたか心配でした。
ほぼ未使用品のSSDを引き当てました。(使用時間0時間って・・・)
【検証方法について】
今回は以下の3つを検証してみました。
①Windows10のクリーンインストールに掛かった時間
②Windows Updateに掛かった時間
③Update後のWindowsの起動時間
【Windows10のクリーンインストールに掛かった時間】
電源ボタンを押してWindowsをクリーンインストールし、最初のデスクトップ画面が表示されるまでの時間を計測。
HDDが26分38秒掛ったのに対し、SSDでは8分45秒で終わりました。
約3分の1の時間でインストールが終わったわけですから、これだけでもSSDの速度がHDDと比べてとんでもなく速いことが分かりますね。
ちなみにHDDの場合、上記の画面が5分程度表示されたままとなっており「本当に進んでるのか?」と内心ヒヤヒヤしていました・・・・(・_・;)
【Windows Updateに掛かった時間】
Windows Updateを実施し続け、”更新プログラムのチェック”ボタンを押しても「最新の状態です」と表示される時間を計測。
こちらもSSDがHDDの約3分の1の時間で終わる結果となり、同時に今回の検証の中で一番恩恵が大きかった部分と感じました。1時間はとても大きいですからね。
【Update後のWindowsの起動時間】
これも電源ボタンを押してデスクトップ画面が表示されるまでの時間を計測。
これも相当な短縮につながっていますが、PCの機種によっては10秒程で起動できるのもあるので SSDに慣れている人 からすれば若干遅いかなーって感じがします。
SSDを初めて体験する人にとってはこの起動時間が大幅に短縮されて感動するところですけどね・・・・
【最後に】
各検証ともに、SSDではHDDと比較して約3分の1の時間までに短縮でき、SSDにすることでここまで変わるものなのだと改めて実感することができました。1度SSDを使ってしまうと2度とHDDには戻れないとネット記事に書かれていることがありますが、本当にその通りになりますよ(・∀・)
冒頭でも述べた通り、今では手頃な価格になっていますので古いPCをアップグレードさせたい場合はSSDに交換してみてはいかがでしょうか?